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あーちんの手を握って、あーちんの目を見つめて。



2010年6月30日

腹水は更に増え、首の下にまで水が溜まっていた。
体重は更に増え、6kgを超えてた。

朝一番で大学病院に連れて行き、検査入院したものの、
検査中に呼吸困難に陥り、気を失い危篤状態に。

肺がぺしゃんこになり、気管支に管を通して、人工呼吸器で呼吸をさせている状態。
集中治療室で手当てを受けているあーちんの手足からは点滴がなされ、
尿道にはカテーテルも繋がっており、お尻も垂れ流しの状態で汚れており、
色んな種類の管に繋がられて、かろうじて生きているような状態だった。

暴れたのだろう、舌を噛んだのか、人工呼吸器で喉の粘膜を傷つけたのか、
口の中からは血が溢れていた。意識が朦朧としている。
撫でても、呼びかけても、反応しない。
お医者様から「尿が出なくなったらもう時間の問題だ」と言われた。
尿が出る気配は、ない。

私がそっとあーちんの手を握ると、息を吹き返したようにびくっと動いた。
意識が戻ったようで、取り巻いていた医師たちも突然忙しく動き始めた。
もう一度手をぎゅっと握ったら、今度は一生懸命身体をぶるんと動かして起き上がり、
すべての力を振り絞って、私の姿を探し、私を見付けると、
私の目を見つめながら、尻尾をブンブンと大きく振り回してくれた。
嬉しそうに「大好きだよ」って。最後の力を振り絞って。

「ありがとう。もうそんなに頑張らなくてもいいんやよ。あーちんよく頑張ったよ」
私が泣きながらそう言うと、
「管を外してくれ」と言わんばかりに激しく暴れたので、人工呼吸器を外した。

旦那様に抱きかかえられて、別室に運び込まれ、家族だけが看護る中で、
私の目から視線を一線も離さないまま、静かに息を引き取った。
15時50分あーす永眠。
最期の最期まで、私のことを全身全霊で愛してくれた。愛おしいたった一つの命。

沢山の想い出をありがとう。
今日まで一緒に生きてくれて、ありがとう。
最期を看取らせてくれて、本当にありがとう。
無条件に愛してくれて、心からありがとう。ありがとう。ありがとう。
ずっと忘れないよ。ずっと愛しているよ。

| NATURA CLASSICA | 14:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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